お母さんが泣いた
保護者面談は、子育てをするにあたって
よりよい方向・方策をさぐるために先生と保護者が力を合わせることで
あって
指導者側が
「私のせいじゃないわ、あんたのしつけが悪いのよ」
と言い放つ場ではありません。
数日前も、塾生徒の保護者から
相談がありました。
「担任の先生に呼び出され、『こどもが落ち着かなくで
問題行動を起こすのはあなたの愛情が不足しているからだ』
と言われました」
と・・・・・・
私だったら、泣きますね。
案の定、それを言われた瞬間から、お母さんは
涙が止まらなかったそう。
そりゃー、人間同士の話し合いだから
行き違いや言葉の意味の取り違いも
あるでしょう、
その言葉だけを言い放ったのではないとは
思いますが
それは、ひどすぎませんか、先生。
どこの母親が、自分の子どもに愛情を持たずに
生きていってますか?
誰だって100%じゃない
うまく行かないときもある、時には間違えることもある、
それだけです。
「私(先生)のせいじゃないわ、私を疲れさせる、
めんどくさいあなたの子供を、母親のあなたがどうにかしてよ」
って言ってるだけじゃないですか。
何十人の生徒を一度に見なければいけない先生の
ご苦労はわかっているつもりですが
お母さんの心が死んでしまえば
子供の心もまず、死にますね・・・・・
そんな言い方されて、お母さんが家に帰って
子供に愛情たっぷりな言葉をかけられるはずが
ないと思います。
とても残念な事案でした。