読んでもらえる志願理由書を書こう 1

今、AO入試や推薦入試をめざしている人は
悩みの真っ最中かな。

 

 

「書けない~~」って悩んでいる?

 

ほんとは、実際に会って「ここをこういうふうにストーリーに
したらいいよ!」って
アドバイスをひとりひとりにしてあげたいところだけれど
遠く離れている人のために、

 

 

ほんとに基本的な、シンプルなテンプレートを
教えてあげるね。

 

 

「あ、そんなの僕スラスラ書けますから、いらないです」って
いう人は読み飛ばしてね。

 

 

「とにかく最初の一文からどうしていいかわからない」人
のために。

 

 

とりあえず400字のタイプね。2000字という人のためには
改めてアドバイスします。

 

 

最初の3行は、一番インパクトが必要ですから、
「私は、○○××が~する、なんとかになりたい!」と
こう書いてください。

 

 

○○××、~、その言葉に命を吹き込んでくださいよ、
自分でなければできないこと、
自分でなければ言えないいい方で。

 

 

文学部なら

「私は、子どもの心に飽きさせることなく夢の世界を
描き続ける絵本作家になりたい」

 

 

看護学部系なら

「人間として尊厳のある晩年の生活を一緒に支えて
いける介護士になりたい」

 

 

経済学部や経営学部なら

「現在の日本と諸外国との関係を深く知り、人対人のあり方を
映し出す方法としての経済のあり方を学びたい」

 

 

こんな感じです。こんなきれいな言葉が思いつかなくても
思い切り、狭く、具体的に語りましょう。

 

 

具体的とは、ぼんやりと
「有名なジャーナリストになる」とか「大きな病院を経営する」とか
いうどこにでもある言葉ではなく、

 

 

「チベットにおける民族迫害の事実を日本に伝える
フォト・ジャーナリスト」とか
「糖度や酸味だけでは伝えられない、
食味で世界トップレベルのおいしいリンゴを作りたい」

 

 

と、とにかく、狭く、狭く、いきましょう。言葉は、狭くですよ。
ぼんやりでは伝わりません。そこまで決めてしまっていいのかと
いう不安があるかもしれませんが、いいんです。

 

 

入学後、気が変わることもあるんですし
試験官はいちいちひとりひとりの夢なんて
覚えていませんから。

 

 

 

「あなた、入学のときにこんなこと言ってたでしょう?」などと

責められることは絶対にありません。

 

 

試験官の先生はいちいち覚えていませんよ笑

 

 

目標は、せまく、小さいほうが、熱が集中しやすい
ですから

 

 

まずこの言葉ができないようでしたら、
最初からその大学、学部が自分に合ってないか

 

 

自分というものがはっきり見えていないので
面接でも見抜かれてしまうパターンですね。

 

 

何度も練り直し、書き直して、

最初の一文を、自分の納得のいくものにしましょう。